Kindle出版塾の提供サービスについてのFAQ
本にする原稿はまだないのですが、講演で使っているパワーポイントはあります。Kindle出版は可能でしょうか?
内容にもよりますが、1時間程度の講演ができるものならば、ボリュームとしては十分だと思います。
表紙はプロがオーダーメイドで作成してくれますか。それとも、テンプレートから選択するのですか?
プロがオーダーメイドで作成します。
文字数制限の上限はあるのですか?
3万文字を超えた場合はご相談となります。
画像数の制限はあるのですか?
20点を超えた場合はご相談となります。
原稿はどのように準備すればよいでしょうか?
Wordや一太郎、またはテキストファイルでご準備ください。手書きの場合は文字入力料金が別途かかります。
原稿の編集は行ってくれますか?
コーチングの際に、編集の必要があれば、その箇所や方法をお教えします。編集の請負いは原則いたしません。
執筆代行(ゴーストライターの手配)は可能ですか?
対応しておりません。
校正や校閲は行いますか?
通常の日本語表記レベルでの校正・校閲は私とソフトウエアにて行います。内容の監修はいたしかねます。
Kindleビュアーで閲覧したときに、おかしかった場合の訂正は?
通常の書籍として表現可能であれば、訂正方法をお伝えします。
楽天Koboへの対応はされていますか?
行っていませんが、変換方法はわかり範囲でアドバイスします。
紙の本(POD出版)は対応していますか?
現在は対応する予定はありません。
販売促進についてはどの程度相談できますか?
ステップメール、メールマガジン、SNS、LPを用意する場合の基本的な考え方はお伝えします。
書籍広告用のWebページの作成は行っていますか?
制作代行はおこなっておりませんが、LPの内容に関するアドバイスは可能です。
Kindle出版ができなかった場合の返金保証はありますか?
返金保証いたします。
KDPアカウントの取得は誰が行いますか?
お客様にお願いしております。
Kindleストアへの配信手配は誰が行いますか?
お客様にお願いしております。
印税の受け取りについてはどのようになりますか?
登録したお客様の口座に直接振り込まれます。当方は関与しません。
出版後のサポートはありますか?
一ヶ月以内にお気づきになった書面の訂正などで困った際はコーチングいたします。
出版後の費用にも費用が発生することはありますか?
ありません。保守料などは不要です。
写真やイラストの著作権処理は行ってもらえますか?
対応できませんので、著作権や肖像権については自己責任となります。
ISBNコードは?
取得代行はしておりません。
KDP(KindleDirectPublishing)についてのFAQ
初心者に多い疑問などをまとめてみました。
目次を自動で作る方法は?
MS Wordで原稿(docs形式)を用意するのであれば、目次に使う文字列に「見出しスタイル」を使用します。 それらの見出しを基にして目次が自動的に作成されるので便利です。
目次の階層はいくつまで可能?
階層は二階層がベターです。「章」→「節」です。
Wordで原稿を用意するとき「見出しスタイル」はデフォルトのままでいいのか?
とくに設定を変える必要はありません。
Wordで原稿を用意する表の入力方法は?幅はどれくらいまでOK?
表は通常通りに作成したら、切り取り→図として貼り付けください。表の幅は自動的に縮小されるので大きさを気にする必要はありません。
数式は表示できますか?
数式を掲載しする書籍については、Wordで原稿を用意し「Kindle Textbook Creator」での変換が推奨されています。
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/how-to-publish-educational-content?ref_=GS
フォントの種類は指定できますか?
できません。指定しても無視されます。
匿名でも出版できますか?
一般にはペンネームというものですね。可能です。別途、契約には実名を使いますがは公表はされません。
DRMとは何ですか?
DRMとはDigital Rights Managementの略で、訳すとデジタル著作権マネジメントのことですが、一般には不正なコピーを防ぐ目的で使う技術のことをいいます。この規格は企業によって異なり、KindleはAmazon独自のものを使用しています。楽天koboやSonyリーダーとの互換性はありません。
著作権表示はどうすればよいでしょうか?
具体的には「Copyright © 2019 著者名 All rights reserved.」といった形式が一般的です。
こちらのページに見本があります。
ニックネームの使い分けは可能ですか?
契約者1名につき著者名は3つまで使用可能です。
どんな形式で原稿を用意するのが効率的ですか?
最終的に、Kindle書籍の文字部分はテキストをマークアップする形で作られます。日頃使いなれているワープロソフト、もしくはテキストエディターで文章を用意することが可能です。ただし、それをAmazonの登録サイト(KDP)にアップするときには、KDPが認識できる形式のファイルにしてあげる必要があります。それにはWordまたは一太郎、もしくはKindle書籍のフォーマットに出力可能な文書作成ソフト(Scrivener、Pagesなど)の使用をおすすめします。
本のタイトルは何文字まで使用可能?
タイトルは200文字まで可能なようですが、サブタイトルと合わせて70字ぐらいまで実用上の限界だと思います。
効果的なプロモーション方法を教えてください。
Amazonは売上実績主義のようです。売れる商品は検索上も有利だといわれています。あなたがSNS、もしくはリアルで繋がっている方たちにあらかじめ案内しておき、発売を開始したら買ってもらうよう促しましょう。上位表示が獲れたという実績も得られ一石二鳥です。
書くテーマの探し方
書籍といってもマーケティングをすべきであるのは通常の商品と変わりません。書籍については以下の3つが特に重要です。
・読者の得られるベネフィット
・著者の信頼性/説得力
・新奇性
インパクトがあるのは、あなたしかできない体験・経験に基づくものです。また多くの類書のある既存の分野に、新しい独自の切り口で切り込むのもオススメです。
原稿を確実に書くための方法
執筆が遅いのは、書くべきネタの用意が十分にできていないからですね。あなたがスイスイかけるぐらいに書くべきことを事前にリストアップできればOKです。筆が進まない場合は、事前の準備が十分でないということです。マインドマップ等を使っていかにあらかじめ書くための素材を集めておくようにしましょう。箇条書きで良いのでとにかくネタを書き出すことです。なお具体的な方策として、システマティックにやってしまう方法があります。詳細は以下の書籍をご覧ください。

『超入門・実用本の書き方: テンプレートで3日間で書いて出版 桜風涼の実用本 (ナベックス文庫)』
著者:桜風涼 | 出版日:2013-12-24
出版社:ナベックス出版 | ASIN:B00EIR79O6
文字数が1000文字でも出版できるのでしょうか?
最低文字数の決まりはありません。1000文字でも許可される可能性はあります。最近は、文字数は少なくてもYouTube動画へのリンクを張ることで文字を書かないアプローチが増えていますね。
YouTubeとのうまく連携させるには?
書籍からYouTubeに誘導したい場合は、書籍の中にリンクを設定可能でます。ちなみにどんなサイトにでもリンクは張れます。
文字数はどれくらい書けばよいでしょうか?
1万~2万文字程度がよいと言われています。短くても内容がよければ満足度は低くなりませんが1万文字程度は欲しいところです。
類書が多いので悩んでいる
紙の書籍で類書が多いということはそれだけ読者ニーズが高いということです。読者は常に新奇性を求めますので、あなたなりの切り口が作れれば売れる可能性はあります。
Kindle 出版に向いている業種とは
現状ですと、まだ試されたことのない業種がたくさんあるので、向き不向きは考えずに出版してみる価値はあると思います。
商業出版とKindle 出版
商業出版をする予定の無い方は、とりあえずKindleで出版してみるというのはよいことだと思います。ただし将来、商業出版を狙っている方の場合は、Kindleで出版したものと全く同じものは基本的に許可されないと思います。その点にご注意ください。このことだけ気をつければ、少なくとも商業出版を将来する上で不利になることは無いと思います。
ブログをそのままKindle 出版にしてよいか?
Kindleの印税をKDPセレクト方式にする場合は、電子媒体については独占販売が条件となります。ブログの記事も電子媒体にあたると解釈すれば引っかかる可能性があるかもしれません。
表紙の作り方のコツ
中身を魅力的に伝えることです。目立たせ、かつじっくり読ませるという二つの背反する要素を入れ込むことが必要です。kindleに関しては、表紙は販売促進も兼ねて様々な要素を盛り込むのがトレンドになっています。紙の本でも帯にかかれている内容は、Kindle表紙に入れるべきです。プロのブックデザイナーに依頼することをおすすめします。
Kindle出版をビジネスに活かすにはどうしたらよいでしょうか?
新規顧客の集客、既存客に対するブランディングの役に立ちます。
どんなテーマで書いたらよいでしょうか?
これは一般的なマーケティングと同じです。読者からのニーズがあり、あなたの強みを活かせる分野を選びましょう。そして可能な限り社会の変化に対応したものにしていきましょう。
原稿の書き方のコツを教えてください
全体の流れに整合性が取れるように書き進めていくことです。まずマインドマップやKJ法といった形でアイデアを整理してから書き出すと思いますが、途中途中で論理がつながっているかを確認しましょう。以下の書籍が参考になります。
本気で大量の文章を書こうとしている方々には有名なようです。

売れるタイトルの付け方のコツとは?
一般的なタイトルの方程式を案内します。以下の要素を入れましょう。
・読者が得られる成果や感情
・著者が語るに足る実績や資格
・それらを数字を入れて表す
文字装飾の注意点を教えてください(太字、ふりがな等)。
原稿を作成するツールが対応できていれば、各種の文字装飾が可能です。本気でプロレベルの取り組みをしたいならxmlを扱えるソフトを用意してepub形式で原稿を用意すれば、かなり柔軟な表現が可能になります。Webデザイナーさんなら通常のHTMLエディターでよいでしょう。
またフリーの専用ツールで「でんでんエディター」と「でんでんコンバータ」を使うということも可能です。凝りたい方はこちらをオススメします。
epubとは:http://idpf.org/epub/30/ それから縦書きなのですが、一般の方が取り組むには、でんでんコンバータが面倒そうだとおもったら一太郎を購入してしまったほうが早いです。
Kindleの価格設定はどうしたらよいでしょうか?
99円で売る方が多いのですが、中身がそれなりにしっかりしたものなら、内容が薄いと誤解される可能性があるので注意しましょう。
Kindleストアの無料キャンペーンとは何ですか?
Kindleの希望小売価格は無料には設定できません。しかし一定期間(現状は5日間)のみ無料にできます。Webで簡単に設定可能です。
AmzonのKindleストアで検索上位になるにはどうしたらよいですか?
売上が大きいことが最優先のようです。それ以外は実はよくわかりません。Google検索は、すでにSEOという対処策がありますが、Amazonについてはまだそうしたものはないようです。
Kindle出版するには文字数は最低限どれくらい必要ですか?
私が購入したなかではKindle端末の画面で4ページ程度のものがありました。
著者セントラルへの登録とペンネームの使い方を教えてください。
kindleの著者になると「著者ページ」というものを持てるようになります。この「著者ページ」の記載内容を管理するのが「著者セントラル(https://authorcentral.amazon.co.jp/)」というWebサイトです。
KDPセレクト登録のメリットとデメリットを教えてください
デメリットはAmazon以外で電子媒体を売れなくなることです(無料も含む)。
印税は35%と70%のどちらを選べばよいのか?
Amazon以外で売りたい方は35%をお勧めします。
Kindleストアのメインユーザーはどんな人たちですか?
こちらの資料が参考になります。30代から60代の男性がビジネス電子書籍の読者です。
ビジネスでのブランディングを目的とした場合、Kindleと紙の書籍の違いは?
ブランディングには紙の書籍のほうが効果的です。Kindle出版は、商業出版を行うまでの段階で活用するとよいのではないでしょうか。
Kindleのおすすめの構成(章立て)を教えてください。
全体を4章から7章ぐらいに分けるのが適当です。
Kindle出版の代行業者の相場を教えてください?
原稿ができていれば、5万円ぐらいで登録まで行う業者さんがいます。
「Kindle Unlimited」による著者への影響は?
印税収入が減ることが懸念されていましたが、見てもらったページ数に応じて報酬が入るので大きな影響は無いようです。
EIN(アメリカの源泉徴収免除)とは何ですか?
アメリカの税の識別番号です。個人の場合は Individual Taxpayer Identification Number (ITIN)、会社および個人以外の事業体の場合は Employer Identification Number (EIN)となります。
米国以外に居住する出版者が KDP で本を出版する資格を得るには、米国の税に関するインタビューに回答する必要があります。といっても実際に行うのはマイナンバーカードの番号を入力するだけです。
発売後に価格を変更する方法を教えてください。
KDPのWebサイトから簡単に行えます。
販売状況を知る方法を教えてください。
KDPのレポートを見ましょう
「Kindle Unlimited」の利用状況を知るには?
KDPの「レポート」欄を見ましょう
発売後にカテゴリーを変更することは可能ですか?
KDPのサイトから可能です。
Wordで縦書きの原稿ファイルを作りましたがオンライン プレビューアーやKindle Previewerでは横書きになってしまいます。どうしたらよいでしょうか?
Wordのdocx形式ファイルを「romancer」にてmobi形式ファイルに変換してからKDPに登録するのが最もおすすめです。
現状でepub型式のファイルを用意するのにベストなツールはどれですか?
「romancer」「Calibre」「でんでんコンバーター」「Scrivener3(スクリブナー)」「一太郎2019」のどれが最適でしょうか?
絶対これというものはありません。普段良く使う文章執筆ソフトが一太郎やスクリブナーならそれを選べばいいし、テキストエディタで書いてCalibreやでんでんコンバーターで仕上げるのもあり、好きな方法でよいと思います。